サンリブの使命 社会欲求から生まれるものをカタチにする 商品部営業企画部EC事業部マネージャー 光冨洋 サンリブの使命 社会欲求から生まれるものをカタチにする 商品部営業企画部EC事業部マネージャー 光冨洋
すべての人をワクワクさせる 社会課題に取り組み地域社会をしあわせにする
(撮影日時点)

カタチにする

店舗で接客をするだけが小売業界の仕事ではありません。
お客さまが欲しいと思う商品のみを取り扱うことだけではなく、
ニーズに合わせた“新しい売り方”を考えていく。
これこそがサンリブの仕事であり、ライフラインとしての社会的責務を果たすことになると考えています。
一品一品の商品を真心こめてお客様にお届けし、地域の皆様に喜ばれ、信頼される企業であり続けられるためにも、
社会欲求をカタチにしていくことが100年企業へ向けても必要なものであると考えています。

サンリブの歴史を振り返ると、社会欲求をカタチにすることで成長を遂げてきました。
昭和22年に製造業・卸業として始まり、その後昭和27年には
スーパーマーケットという新時代の発想を武器に急速に発展させてきました。

高度経済成長期には、食料品主体のイメージから、
日用雑貨、衣料品など幅広い商品を取り扱う新事業展開を行いました。
この流れはサンリブの時代に合わせて変化していくという文化として引き継がれています。
日本が本格的なモータリゼーションを迎えて自動車社会となってきた昭和49年、
新しい時代のショッピングセンターの到来を感じて「大型総合ショッピングセンター」へ挑戦。
地域の皆様に喜ばれる存在であるために、社会の欲求をカタチにし続けます。

店舗販売のみでなく新たな販売手法にも取り組んでいるサンリブですが、今現在光冨さんのお仕事の内容を教えてください。

インターネット販売を行うEC事業部で、ネットスーパーやふるさと納税などに関わるお仕事をさせていただいています。昔と違って働き方や女性の社会進出なども進み、平日の買い物のスタイルが大きく変わってきています。以前ですと昼過ぎの時間帯、夕方の時間帯が忙しい時間帯でしたが、そこに夕方を過ぎての時間も加わりました。買い物の時間を短縮できるネットスーパーの需要はますます高くなってくると思われます。

ただサンリブは76年間店舗での接客販売にこだわってきました。このECショップとしてのノウハウがない中で“サンリブ”というブランドの新たなスタイルを作る仕事になります。

ノウハウがない中でみなさんはどのように新しい分野へ取り組んでいるのでしょうか?

販売するという点では似ている部分も多いんですよね。「この商品ってどういう見せ方をすれば売れるだろうか」ということを考える。これはバイヤー時代の経験が活きています。ネットで一つひとつのやりたいことを表現する部分は店舗つくりでの経験が活かされています。こういった今までの経験がしっかりと財産になってくれているので、新しいことをする時に怖さよりも楽しみな気持ちが生まれてきます。私くらいの年齢になると新しいことは怖いと思うかもしれませんが、すごく楽しみな気持ちの方が多いですね。実際にはネット構築という部分だけでなく、配送部分までも管理していくことが業務になっています。お願いしているドライバーさんたちとのコミュニケーションもありますので、売上が増えてくるとそういった管理業務も忙しくなってくるのかなと思います。店舗はありませんが、ECショップで店長をしているような気持ちですね。

未開拓の分野を任されるというのはやはり大変でしたか?

基本ゼロからのスタートなので、それはもちろん大変でしたね。でも「こうしたら極端に数字が上がった」とか「業務の改善につながった」とか。改善のリターンが大きいので、やりがいがすごく強いんです。通常の既存店舗だと「次の年の目標は1%改善しよう」とか「2%アップしよう」といった目標を一生懸命にやるんですけど、私達の部署はスタートしたばかりなので、成長角度が大きく「前年比100%!」とか「250%!」っていう数字なんです。それを目指すためにリサーチしたり、参考になるサイトとかを見てそれに近づけるように取り組めることを考える。その結果「250%達成!」という数字を見るとやっぱりやりがいが大きいですよね(笑)新しいことに取り組むのは勇気がすごく必要です。ただ、それが成果になるということを知ってしまうと、どんどん自分のやる気に繋がるんですよ。だから今回経験させてもらえた『ECショップの立ち上げ』というのは自分の中でかなり大きなことでしたね。

それではサンリブのお仕事の中で一番やりがいを感じるのはどのような部分ですか?

それはもう『自分たちの取り組みが直接結果として味わえる』ことですよね。目の前のお客様に満足いただく仕事になっているので、分析や改善を実行することで、ダイレクトに結果につながる点が小売業の魅力でもあると思います。そして、サンリブではお客様に満足していただくために様々なことにチャレンジする点も、やりがいにつながっていると感じます。例えば、今のECショップは時代の流れを感じて「もっと多くの人に」「もっと便利に」利用してもらいたいという思いと社会的ニーズもあって誕生しました。ひとつのスタイルにこだわらずに、お客様に満足いただけるように取り組む。新しいことに取り組み、それが成果になっていくとどんどん自分のやる気につながります。
お客様は次にどういうサービスが欲しいのか、その欲しいと感じているものをどうやってカタチにしていくか。この『カタチにすること』が好きな人たちがサンリブには多く働いているのかなと思います。総員経営というだけあって自分がやろうとすることに『前向きであれば失敗は気にするな』という文化もあります。達成感のある仕事をさせてもらっています。もちろん、失敗に対しては反省や経験値として他の人に教えるだとか、そういったことはもちろん必要です。この“教えていく”ことが、ニーズをカタチにする精度を高めているように感じます。お客様の満足度を高めたいという気持ちがチームワークを生み、より積極的に目標に向かっていく意識を作っています。

お客様のニーズをカタチにする。サンリブの仕事の奥の深さを感じます。求められる資質はありますか?

お客様のニーズをカタチにしていくことは絶対に必要だと思いますが、そのためにはまずお客様を知ることからになります。店舗での業務を経験していくと、いろいろなことに気付かされると思いますが、サンリブでは正社員でなくても提案を出すことができます。実際にパートタイマーの方の提案が通ったり、ずっと現場で20年以上働いていたスタッフの提案が通って本部に異動になり、新しい分野を任されたなんてことも珍しくありません。この“提案”が、カタチにしていく一番最初のステップとなります。時代の流れ、お客様の行動などを見て自分なりに感じたことを言葉にする。根本にあるのは「お客様ファースト」ですね。特別難しいスキルが必要なのではありません。人と人の関わりだったり、便利さを追求したい、そういった好奇心のようなものがあれば大丈夫だと思います。前向きに何かをやろうとする時に、周りは応援してくれる組織です。小売業の仕事って接客というイメージのみで終わりがちです。しかしサンリブの仕事は接客という前提はありますが、そのお客様に満足いただくために多くの人たちがいろいろなことに取り組んでいます。ニーズをカタチにするというやりがいに多くの学生が興味を持ってくれると嬉しいです。