失敗を恐れない - 株式会社サンリブ 新卒採用サイト | リクルート
サンリブの挑戦 変化への失敗を恐れない 商品部 南未来 サンリブの挑戦 変化への失敗を恐れない 商品部 南未来
強い意志を持ち続ける 商人を育てる
(撮影日時点)

変化を恐れない

創業以来、社会は絶えず変わってきました。
特にここ数年はコロナ禍により、私たちを取り巻く環境は激的に変化してしまいました。
この激的な変化の中で、大きな会社が生き残ることができるわけではなく、
変化に対応できる企業だけが生き残れるのです。

最も強いものが生き残るのではない。最も変化に敏感なものが生き残る。
(チャールズ・ダーウィン「種の起源」より)

100年企業へ向けて変化こそ進化
原点を守りつつ新しい時代にチャレンジする。

社会の価値観が大きく変わる現代社会で、サンリブはどのように変化していますか?

昔の時代であれば、“置けば売れる”という時代もあったと聞きます。不況に入ってからはそんな時代は完全に終わって、他の有力スーパーが本格的に九州にも出店し始め、競争はさらに厳しくなってきました。今まで以上に組織として力を発揮していくことが求められる時代に変わったように感じます。「買いたいものが買いたい価格」「買いやすい売り場づくり」といったことを全員で創意工夫をしていく。その創意工夫が常に意見されることで、変化する方向へと進んでいると実感しています。例えば、キャッシュレス化をどのように進めるべきかといった企画や、お客様とのコミュニケーションを取るためにLINEを始めるといった取り組みは、店舗で働く社員の声を参考にスタートとなりました。“売り方”に関する変化だけでなく「環境への取り組みを真剣に考えてみる」「地域コミュニティと関わるべき」など社会的な役割を果たすことも仕事ではないか?という価値観もサンリブ内にはしっかりとあります。私が現在取り組んでいるプロジェクトで、フードロスという観点から新規事業を立ち上げたものがあります。調味料や食材などの量り売りや有機野菜の販売、それらの食材を惣菜にして販売するといったプロジェクトです。スーパーマーケットですので値段、清潔感、接客といった点で満足いただくことは当然ですが、サンリブは「店舗はお客様あってのもの」という想いが強い会社だと思います。店舗を人と人がふれあう場所にしたいという気持ちを昔から強く持っています。そういった想いが環境やフードロスという視点で地域のために変わろうとしていっているのではと思います。

南さんはパートタイマーからの入社で、正社員になられたとお聞きしています。社員となってみて変わったことはありますか?

パートタイマー時代は店舗でレジ対応などお客様とのやりとりが好きでした。顔馴染みのお客様もたくさんできましたし、「どれだけ並んでてもあなたのレジがいいからあなたのところに並ぶ」と言っていただけたりだとか、異動する時に「ずっとこのお店にいてよ〜!」と声をかけていただいたり。そういったお客様の声が嬉しかったですね。

最初は短時間勤務だったんですが、子供も大きくなったので長時間勤務にしてもらいました。そこから1年ほどで正社員登用の声をかけていただいたんです。パートタイマーだった私の声もしっかりと聞いてくれる会社でしたので、きっと社員になっても楽しくお仕事ができると思って、社員になりました。社員になっても店舗でのお仕事は、大きく変わることはないだろうなと思ってたんです。それがまさか最初の配属先は、店舗ではなく今の商品部の事務だったんです(笑)接客が好きで「サンリブの正社員になろう」と思っていたこともあって、最初はかなり戸惑いました(笑)

予想外のスタートの中で現場以外のお仕事はどうでしたか?

初めは「接客が好きなのにな」と正直不安でした。でも全然違う商品部にきて「こうやってスーパーってできてるんだ」って発見が多くて見方が変わりました。今まで店舗で楽しく仕事ができていたのはこういった裏側があって、商品部のバイヤーさんがこんなに色々考えてくれているから物が売れて。現場にいる時は何をしているかわからなかったんですけど(笑)それに商品部にいてもメーカーさんたちとのやりとりが多いので、人と接する機会は多いんです。「やっぱり私、人と接する仕事が好きなんだな」と改めて思いました。

今回新規事業の担当になられたそうですが、どういう経緯だったんでしょうか?

今回の新規事業は食材や調味料を量り売りで販売したり、販売している野菜の元気がなくなってくれば併設のキッチンで、総菜にしたりする「ゼロウェイストスーパー」です。容れ物も、使い捨てプラスチックを使うのではなく、ご自宅の保存容器などを持参してもらう形ですね。今回の新規事業の参加は自ら志願しました。もちろん面接とかはありましたが、商品部での仕事で「フードバンク」のお手伝いをしたことがあって“食品ロス”にすごく関心があったんです。テレビでもよく取り上げられてますけど、色々お話を聞く機会が多かったので、そういったことが勉強できたり、食品ロスを少しでも減らせるならと、手を挙げました。

最初の異動とは違って大きなチャレンジでしたね。実際に始められていかがですか?

この事業は私を含めて4人でスタートしました。それぞれが交代で一か月間の研修に他県へ行ってきて『野菜はここまで使う』とか『どうしても使えないものは肥料にする』とか、フードロスに特化した研修内容で、目からウロコでしたね。お店もそうですが、家庭でも結構捨ててしまってたんだなって。あとは九州で有機栽培を行っている農家さんを見つけて契約させていただいたりとか。その野菜も販売するんですけど、元気がなくなってしまった野菜を惣菜にするノウハウもたくさん教えていただいたり、毎日オープンに向けて忙しくしています。

売り場のお仕事から一転して、今では新規事業に参加されたりと積極的に取り組まれていますが南さんから見て『サンリブ』ってどのような会社なのでしょうか?

普段私たちが見ている「スーパー」はこの会社のほんの一部なんだなと最近改めて思います。現場の店長はもちろん、商品部があって販売促進も企画もあって本当にたくさんの人数で地域のみなさんに喜んでもらえる店舗づくりをしているんですよね。今回の新規事業の「フォーアス」も同じで、食品ロスや環境のことを考えて新しいことにどんどんチャレンジする。そのためにまたたくさんの人たちが協力して進めていく。パートタイマー時代は自分の意見を言えるほどのしっかりとした考えはなくて「ただ楽しく仕事をする」といった感じでした。職場は仲良く仕事ができればいいという考えだったんですけど、サンリブの社員になって『仲良く仕事をする』の意味が変わってきたように思います。一人ひとりの考えを認め合うことが仲良くであり、そのためには自分の考えも相手に伝えることが大事だと感じます。「役職・年齢に関係なく自分の考えを言える」だけではなくて、その考えをしっかりと認めてくれる文化がサンリブには確実にあります。そういった環境の中で仕事をしていくと自然と私も自分の考えができてきました。そしてその考えを言える場所があるってことはありがたいです。20代からそういった環境で仕事ができるのは本当にいい経験になると思います。周りの方とのコミュニケーションを通して自分が成長できる環境は魅力的な会社だと思っています。

これからどのように変わっていきたいですか?

スーパーマーケット業は常に変わり続ける業種だと思っています。数年前まではレジ袋が有料になるとは思ってもいませんでした。キャッシュレス化の流れもそうです。そういう意味では変わることをまだまだどんどん楽しめるようでありたいですね。価格、清潔感といった従来の品質だけでなく、社会として求められているものにもチャレンジできる人材でありたいです。フードロスという視点から取り組んでいるプロジェクトも一過性のものとしてではなく、こういった社会的な取り組みに強い組織へと変わっていくことに携われたらと思っています。これからの時代で環境面での取り組みは絶対的に必要なものです。こういったフードロスをテーマにしたサービスは、スーパーマーケット事業の枠を超える挑戦だと思っています。今はサンリブの未来を拓く新しいチャレンジにとにかくワクワクしています。