コロナ禍よりオンライン面接を導入している企業も少なくありません。「対面面接と同じ対策で大丈夫?」と不安を持っている学生さんも多いのではないでしょうか?そこで今回は、オンライン面接ならではの対策を2022年入社の尋木さんと植木さんに聞いてみました。
Interview■
オンライン面接ならではの対策をお二人にインタビュー。
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最終面接までオンラインで完結させる選考のあり方は、今や当たり前になっています。お二人の就職活動時期は2021年。まさに、コロナ禍の中での就職活動だったと思います。オンラインでの就活が多かったですか?
オンラインでの就職活動が主流でした。最終面接までオンラインで行う企業さんもありました。面接そのものは対面もオンラインも同じですが、自分のことをしっかりと相手に伝えることができているのかといった不安はやっぱりありましたね。例えば、身振り手振りなどのアクションも制限されてきますし、音声や映像のタイムラグが起きれば不安にもなりました。面接官に印象良く伝わっているか心配でしたね。
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オンライン面接への対策
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オンライン面接では対面以上に面接官に好印象を残すための対策が必要に感じますね。実際には、どのような対策をされていましたか?
基本的には対面での面接と同じですね。
1.結論から先に伝える
2.テキパキとした対応
3.簡潔にこたえる
さらに、オンライン面接では
1.声
2.表情
3.姿勢
について特に意識するようにしました。
オンライン面接では声がこもってしまい、相手に聞こえにくい場合や抑揚が伝わりにくいといったことが起きてしまいます。質問をされたら必ず「はい!」とハッキリ元気よく返事をする。オンライン面接は、ハキハキ話しているつもりでも映像として見てみると、自分が思っているほどハキハキしていないんです。これは実際に友達と録画をして練習してみると良いと思います。多少大げさにアクションすることが必要だと思います。そして常に背筋をしっかりと伸ばすことも大事です。姿勢を良くすることでお腹から声を出すこともできますし、姿勢が悪いと自信がなさそうにも見えますよね。
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オンライン面接での注意点
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対策として知っておいた方がいいことも多くありますが、対面型の面接と共通する点が多くあるように感じますね。特別な対策ではなくオンラインの特徴を抑えておくことが重要ということですね。
オンライン面接は慣れることが一番だと思います。スマホなどで録画して、自分がどういう風に写っているのかを確認してみてください。ついカメラではなく画面を見てしまうので目線もチェックした方がいいですね。撮影して確認するのは、オンラインだけでなく対面型でも役に立つと思います。
また「はい!」と声を張って答える習慣をつけておくこと。そして自分の発言が終われば「以上です」と伝えることも大事ですね。オンラインでは区切りがわかりにくいですから。
あと自分の失敗談ですが…話したいことをふせんなどに書いてPC画面に貼って読み上げるのはやめておいた方がいいと思います。目の動きが明らかに不自然なことに話しながら気付いてしまって(笑)目の動きは相手に伝わりやすいですから。対面同様、メモなどは見ずに話す練習をする方がいいですね。
オンライン面接では自分の良さが伝わりにくい部分もありますが、いくつかを意識するだけで相手にしっかりと伝えることができます。不安も多いと思いますが、このお話が少しでも学生のみなさんのお役に立ってくれたら嬉しいですね。
頑張ってください!