物語の中心人物は、サンリブ・マルショクグループの創業者、菊池濟治（きくち さいじ）。商売の道を志し、山口県下関にて漬物店での修業を始めた彼は、夢を追い続けながら、後のパートナーたちと出会っていきます。奉公時代の後輩であり、共に切磋琢磨してきた三村政一（みむら まさいち）、そして野村勇治（のむら ゆうじ）。彼らとの友情と共に、濟治の商売は少しずつ成功への道を進んでいきます。
その裏には、ただのビジネスパートナー以上の信頼関係があった――。
6人の創業者たちは、お互いに助け合い、励まし合いながら、共に成長していきます。彼らは平等な立場で責任を分かち合い、商売に対する情熱を持ち続けました。この関係性こそが、サンリブ・マルショクグループの経営理念「総員経営」の原点なのです。
大正末期から昭和初期にかけて商売の腕を磨いた彼らは、ついに自身の店を持つまでに成長します。しかし、時代は激動期――日中戦争、そして太平洋戦争へと突入し、経済統制や兵役の影響で商売は大打撃を受けます。それでも、6人はあきらめませんでした。戦火で焼き尽くされた街に戻り、彼らは再び立ち上がります。
昭和20年、終戦後の下関。焼け野原となった町で、彼らは再び集まり、ゼロからのスタートを切ります。戦争を生き延びた彼らが手にしたのは、「どんな困難も乗り越えられる」という強い信念でした。この信念こそ、サンリブ・マルショクグループの今日の繁栄を支えているのです。
漫画では、創業者たちが力を合わせて事業を拡大していく様子が生き生きと描かれています。露店での商売から始まり、やがては漬物と佃煮の製造・卸売業として事業を発展させ、ついには別府漬物佃煮有限会社、関門食品株式会社という2つの会社を設立します。このとき彼らが掲げた経営方針が、現代のサンリブ・マルショクグループにまで受け継がれています。
また、創業者たちの「商売を通じて地域に貢献したい」という強い思いが随所に見られます。彼らのストーリーは、ただのビジネス成功談ではなく、地域社会とのつながり、そして人々の生活を支えるという大きな使命感に満ちています。この精神は、現在のサンリブ・マルショクグループが地域密着型の企業として成長し続けている理由の一つでもあります。
この漫画を読むと、創業者たちがいかにして困難を乗り越え、仲間との絆を深めながら会社を築いていったのかがわかります。彼らの情熱と努力が、今のサンリブ・マルショクグループを支えているのです。
そして、ここで働く一人ひとりが、創業者たちと同じように仲間と力を合わせ、未来に向かって挑戦し続けています。もしあなたが、困難に立ち向かいながらも仲間とともに成長し、地域社会に貢献したいという思いを持っているなら、サンリブ・マルショクグループはあなたの新たなスタートを応援します。
ぜひ、この漫画を読んでみてください！
きっと、あなたもサンリブの一員になりたいという気持ちが湧いてくるはずです。私たちは、皆さんの挑戦を待っています。私たちの一員として新しい未来を共に築いていきましょう！
